夢や目標を叶えたい。
お金が欲しい。
恋人が欲しい。
もっと人に好かれたい。
もっと社交的になりたい。
もっと仕事で成功したい。
もっと出世したい。
もっと積極的になりたい。
もっとこうなりたい！もっとこんなふうにしたい・・・
それなのに、何かが自分の足を引っ張っている！
なにかが、自分の足を、、、
あなたは、そんなことを感じたことはないでしょうか？
人が何らかの夢や目標や希望に向かって進もうとするとき、
その多くの場合、自分の中の
なにかが邪魔をします。
その
何らかの邪魔ものの存在によって、
あなたが本来持っている、能力や資質、魅力などの如何にかかわらず、
本当の自分自身を発揮できていないのです！
それどころか、あなたは、その邪魔もののせいで本当の自分の能力や魅力に、
気がづいてすらいないかも知れません。
では、その
何らかの邪魔ものとは、いったいなんなのでしょう？
その邪魔ものには、大きく、次の２つの種類があるのです。
人は無意識のうちに、普段、慣れ親しんだ生活空間の中に身を置いています。
その空間のことを
「コンフォートゾーン」と呼びます。
しかしあなたが、夢や目標を持って、今までの環境とは違う
未知の空間に飛び出そうとすると
自分自身の「無意識」が、さまざまなリスクを感じて、
その新たな行動にストップをかけて、
今までの慣れ親しんだ空間（コンフォートゾーン）に引き戻そうとするのです。
これを、
『スティタス・クオ』（現状維持メカニズム）と呼びます。
誰もが心の中に持っているこのメカニズムのせいで、
あなたはコンフォートゾーンから飛び出すことができず、
また、今と変わらない変化の無い毎日を続けてしまうのです。
例えば、あなたがダイエットをして、痩せて美しくなろうと決めたとしましょう。
さっそくその日から、食事の量を減らして、ジョギングを始めます。
当初、体重は面白いように減って行きます。
ところが、それを続けて行くうちに、あなたの「無意識」は、
その行為に危険を感じ始めます。
急に食事を減らしたり、運動量が増えることに、身体へのリスクが伴うからです。
そうすると、あなたの中のスティタス・クオが働きだして、
これまで慣れ親しんだ「食事量」や「運動量」（コンフォートゾーン）に
無意識のうちに引き戻そうとするのです。
無意識があなたに対して、
『ダイエットなんて、体によくない』
『ダイエットして痩せることに何の意味があるのか？』
『ダイエットなんかしなくても、今の姿で十分に魅力的だ！』
こんなふうに、もっともらしく囁きだすのです。
その結果、あなたはダイエットという目標が達成できなくなってしまうのです。
これが、『スティタス・クオ』（現状維持メカニズム）の働きです。
さて、次にもう１つの邪魔ものが、
『マインド・バイアス』（思考の壁）です。
これは、簡単に言うと、あなたの中の
「思考の偏り」のこと。
あなたは、この世にオギャーッと生まれたその瞬間から、
今の年齢に至るまでの間、
ご両親や学校の先生、あるいは友達や学校の同級生、先輩、
会社の上司や同僚、テレビの中のタレントや書籍やインターネットを通じてなど、
さまざまなシチュエーションで、いろいろな人々に影響を受けてきました。
そして、あなたはその中で、自分なりの「価値観」や「物事に対する考え方」を
意識的に、あるいは無意識的に作り上げてきたのです。
しかし、その「価値観」や「物事に対する考え方」は、必ずしも正しいとは限らず
また公平、中立であるとも限りません。
もちろん、あなた本人は、その「価値観」や「物事に対する考え方」を
絶対的に正しいと信じていることでしょう。
しかし、あなた以外の人々にとっては、必ずしもそれは正しいとは限らないのです。
それこそが、「価値観」や「物事に対する考え方」の偏り、、、
つまり、『マインド・バイアス』なのです！
しかし、マインド・バイアスがあるからと言って、
それによって何らかの「問題」が起きていなければ、それはかまいません。
ただ、そのマインド・バイアスの影響によって、
夢や目標へ向かうための「壁」となってしまっていたり、
対人関係やコミュニケーション能力においてマイナス要素となってしまっている場合
それは少しシフト・チェンジが必要となるわけです。
これは、よく言われる「性格を変えろ！」という意味とは全く違います。
人の性格は「個性」であり、その個性に間違いも正しいもありません。
ですから、性格を変える必要は毛頭ないのです。
ただ、「価値観」や「物事に対する考え方」のレベルを少しだけチェンジする、
あるいは、少し視点（見方）を変えてみる・・・ということです。
これら、あなたの夢や目標の実現のさまだけとなっている
邪魔ものと言える、『スティタス・クオ』と『マインド・バイアス』にほんの少しだけ
改善を加えることで、確実にあなたの人生そのものが大きく変革します。
しかし、これらの改善は理屈で分かったつもりになっていても
なかなか心の底から身に付くものではありません。
なぜならば、それは無意識のうちに行われていることであり、
自分自身ではなかなか気がつきずらい部分だからなのです。
そこで今回、皆さんにお勧めするワークが、
エンプティ・チェア・テクニックの中の
『シャトル・ワーク』です。
エンプティ・チェア・テクニックと言いますと、
その名の通り、「空」のイスを使った心理テクニックの１つですが、
心理療法の「ゲシュタルト療法」で開発された手法であり、
その他の多くのカウンセリングやコーチングなどでも
その“模倣”が取り入れられていることで知られています。
しかし、今回私どもで行う『シャトル・ワーク』は、
一見、それらのエンプティ・チェア・テクニックと同じように見えますが
その根底が全く違うワークとなります。
とは言っても、特に難しいことを行うわけではなく、
一回、実際体験されますと、あとはご自身で必要な時に行うことができます。
しかもこのシャトル・ワークは、ほとんど、あらゆる問題や悩みに
応用することが可能で、どなたでも活用することができるのです！
問題や課題、悩みの度合いにもよりますが、
軽度のものであれば、たった一度のワークで劇的に改善する場合も
けっして少なくありません。
ただし、ワークそのものはとても簡単なものですが、
その内容にはちょっとしたコツや、注意点がありますので、
今回は、まず一度、私、柏木がファシリテーターとして
実際に皆さん、お一人お一人に
それぞれ１５分程度のシャトル・ワークを体験して戴きます。
中にはそれだけで問題や悩みが解決してしまう人もいらっしゃいます。
実際にご自身でワークを体験されて、さらに他の参加者さんのワークを
客観的に見学することで、ほとんどの場合、そのコツがつかめ
あとはご自身一人きりで、ご自宅で必要に応じて実践できるようになります。
また、カウンセラーやコーチなどの相談業務の方々や、
会社で社員の育成などを行う立場にあられる方々などの場合は
そのまま、このワークを実務に活用することが可能です。
人生は「もぐら叩き」のようなもの。
今までもそうだったように、これから先も、悩みや問題、課題は
「もぐら叩き」のように叩いても、叩いても、現れてきます。
しかし、その「もぐら叩き」に追われて、
人生の本来の「夢」や「目標」に着手しないのは、本末転倒ではないでしょうか。
このシャトル・ワークを身に付けることで、
悩みや問題を解決するだけではなく、あなたの「夢」や「目標」の実現に向けて、
集中的に前進できるようになるのです・・・。
- 日本トランシング協会 認定トレーナー柏木ジョウ
- 1962年、北海道生まれ。広告代理店勤務の時代より、コミュニケーション心理学や、SMIなどのモティベーションプログラムを研究。米国での心理療法セミナーをはじめ、認知行動療法、ソリューション･フォーカストアプローチや認知科学などを学び、独立後にEコマース事業を主体とした会社の設立と同時にコーチング事務所を開設。
2015年より、認知行動療法の1つである日本REBT協会の理事でもあり、日本のアルバート･エリスと呼ばれる「城戸善一氏」とともに最先端のカウンセリングスキルや脳科学などを取り入れた新たなコーチング技法としてTrancingRを開発。現在、日本トランシング協会 代表。
【2018年 講座スケジュール】
■日時: 10月27日（土） 17:30〜20:30
■開場:17:15
■講師: 柏木ジョウ（日本トランシング協会 代表）
■受講料: 7,000円（税込）
特別受講料: 2,000円（税込）
（受講料は、当日、会場にてお支払下さい）
■会場: 道民活動センター かでる2.7
〒060-0002 札幌市中央区北2条西7丁目 道民活動センタービルTEL / 011-204-5100
■アクセス:地下鉄 さっぽろ駅(10番出口)：徒歩9分
地下鉄 大通駅(2番出口)：徒歩11分
●当日は、各自、１５分程度のワークを実際にご体験戴けます。
●筆記用具ご持参のうえ、お気軽な服装でお越し下さい。
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